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ポーカーの役の強さ一覧|強い順10役と、ホールデムで出る確率

公開 2026年11月1日|勝負ラボ(Shoubu Lab)個人運営|学習用の解説です。お金を賭けることは勧めません

強い順は、ロイヤルフラッシュ、ストレートフラッシュ、フォーカード、フルハウス、フラッシュ、ストレート、スリーカード、ツーペア、ワンペア、ハイカードです。

この記事では、順番と条件に加えて、テキサスホールデムで各役がどれくらい出るかを表にしました。52枚から7枚を選ぶ133,784,560通りを、僕が全部数えて確かめた値です。

後半では、最後にその役で終わったとき、ボードの5枚だけですでに同じ種類の役が出ていた割合も出しています。

ポーカーの役を強い順に並べた表

上にある役ほど強く、基本的には出にくい役です。例の5枚は一例で、マークや数字が違っても条件を満たせば同じ役になります。

強い順の10役(順位・条件・例)
順位役条件例
1ロイヤルフラッシュ同じマークの A・K・Q・J・10A♠ K♠ Q♠ J♠ 10♠
2ストレートフラッシュ同じマークで数字が5つ連続9♥ 8♥ 7♥ 6♥ 5♥
3フォーカード同じ数字が4枚と、別の1枚Q♠ Q♥ Q♦ Q♣ 3♠
4フルハウス同じ数字3枚と、同じ数字2枚の組J♠ J♥ J♦ 8♣ 8♠
5フラッシュ同じマークが5枚(数字は連続でなくてよい)A♦ J♦ 8♦ 6♦ 2♦
6ストレート数字が5つ連続(マークはばらばらでよい)8♠ 7♥ 6♦ 5♣ 4♠
7スリーカード同じ数字3枚と、別の2枚7♠ 7♥ 7♦ K♣ 2♠
8ツーペア同じ数字2枚の組が2つと、別の1枚A♠ A♥ 9♦ 9♣ 5♠
9ワンペア同じ数字2枚と、別の3枚K♠ K♥ 10♦ 7♣ 3♠
10ハイカード何も揃わない。一番大きい数字で比べるA♦ Q♠ 9♥ 6♣ 3♦

役の定義と順番は、WSOP と PokerStars の公式ページで確認しました(出典は末尾)。

迷いやすい3つの決まり

役の順番を覚えたあとで迷うのは、次の3点です。

同じ役のときの勝ち負けの決め方

役が同じなら、決まった順に数字を比べます。残りの札で比べる札をキッカーと呼び、全部同じなら引き分けでポットを分けます。

同じ役のときに比べる順番
役比べる順番
ストレート/ストレートフラッシュ一番上の数字だけを比べる。A-2-3-4-5 は5が一番上(最も小さいストレート)
フォーカード4枚組の数字 → 残り1枚(キッカー)
フルハウス3枚組の数字 → 2枚組の数字
スリーカード3枚組の数字 → 残り2枚を大きい順に
ツーペア高いほうのペア → 低いほうのペア → 残り1枚
ワンペアペアの数字 → 残り3枚を大きい順に
フラッシュ/ハイカード5枚を大きい順に1枚ずつ比べる

たとえば A♠ A♥ とボードの K が1枚で、相手が A♦ A♣ とボードの Q が1枚なら、ペアは同じなので次のキッカー(K と Q)で決まり、前者の勝ちです。ホールデムでは、7枚の中から一番強い5枚を選んだうえでこの比べ方をします。

テキサスホールデムで各役が出る確率(5枚と7枚)

ホールデムは手札2枚とボード5枚の計7枚から役を作ります。5枚配りの確率をそのまま当てはめると、ホールデムの実際より役が出にくいと見積もってしまいます。

5枚配りと7枚(ホールデム)で、最終的にその役になる割合
役5枚の割合7枚の件数7枚の割合7枚で何回に1回
ロイヤルフラッシュ0.00015%4,3240.0032%約30,940回に1回
ストレートフラッシュ0.0014%37,2600.028%約3,591回に1回
フォーカード0.024%224,8480.17%約600回に1回
フルハウス0.14%3,473,1842.60%約39回に1回
フラッシュ0.20%4,047,6443.03%約33回に1回
ストレート0.39%6,180,0204.62%約22回に1回
スリーカード2.11%6,461,6204.83%約21回に1回
ツーペア4.75%31,433,40023.50%約4.3回に1回
ワンペア42.26%58,627,80043.82%約2.3回に1回
ハイカード50.12%23,294,46017.41%約5.7回に1回
合計100%(2,598,960通り)133,784,560100%—

「その役になる」は、より強い役が成立していない場合だけを数えています。フルハウスの件数には、フォーカードになる組は入っていません。ストレートフラッシュはロイヤルを除いた件数です。

ロイヤルフラッシュ

5枚※0.00015%
7枚※0.0032%

ストレートフラッシュ

5枚※0.0014%
7枚※0.028%

フォーカード

5枚※0.024%
7枚※0.17%

フルハウス

5枚※0.14%
7枚※2.60%

フラッシュ

5枚※0.20%
7枚※3.03%

ストレート

5枚※0.39%
7枚※4.62%

スリーカード

5枚※2.11%
7枚※4.83%

ツーペア

5枚※4.75%
7枚※23.50%

ワンペア

5枚※42.26%
7枚※43.82%

ハイカード

5枚※50.12%
7枚※17.41%
※全数え上げの実測値(表と同じ)。最終的にその役になる割合で、棒の長さは50%を満幅としています。

ロイヤルフラッシュ

7枚÷5枚※21.00倍

ストレートフラッシュ

7枚÷5枚※20.11倍

フォーカード

7枚÷5枚※7.00倍

フルハウス

7枚÷5枚※18.02倍

フラッシュ

7枚÷5枚※15.39倍

ストレート

7枚÷5枚※11.77倍

スリーカード

7枚÷5枚※2.29倍

ツーペア

7枚÷5枚※4.94倍

ワンペア

7枚÷5枚※1.04倍

ハイカード

7枚÷5枚※0.35倍
※全数え上げの実測値から計算。5枚の割合に対して、7枚の割合が何倍か(棒は21倍を満幅)。1倍を下回るのはハイカードだけです。

この表と図から読めることを3つ挙げます。

サイトによって確率の数字が違うのはなぜか

調べると、同じ役でも数字が違う表に出会います。たいていは数え方が混ざっているのが原因です。

確かめる方法は簡単で、10行を足して100%になるか見ます。この記事の表は、件数の合計が133,784,560通りになっています。

最終の役が、ボードだけで出ていた割合

ワンペアで終わった勝負の約48%は、ボードにすでにペアがあり、相手も少なくともワンペアを持っています。

ボード5枚は全員が共有します。ボードだけで役が出ているなら、相手の役もそれ以上です。この場合、勝負を分けるのは手札の数字(キッカー)になります。

最終の役が決まったとき、ボード5枚だけで同じ種類の役が出ていた割合
最終の役ボードに既にある手札2枚が作った
ロイヤル/ストレートフラッシュ5.0%95.0%
フォーカード14.3%85.7%
フルハウス5.3%94.7%
フラッシュ6.4%93.6%
ストレート8.2%91.8%
スリーカード28.6%71.4%
ツーペア16.5%83.5%
ワンペア47.6%52.4%

たとえばスリーカードで終わったとき、約29%はボードにすでにスリーカードがあります。残りの約71%は、手札の2枚が役の種類を作っています。

ロイヤル/ストレートフラッシュ

既にある※5.0%

フォーカード

既にある※14.3%

フルハウス

既にある※5.3%

フラッシュ

既にある※6.4%

ストレート

既にある※8.2%

スリーカード

既にある※28.6%

ツーペア

既にある※16.5%

ワンペア

既にある※47.6%
※全数え上げの実測値。棒は、最終の役がボードだけで既に出ていた割合(100%が満幅)。

ハイカードは、ボードも役なしなのでこの表から除いています。ロイヤルとストレートフラッシュは件数が少ないので合算しました。

この数字の数え方

近似やシミュレーションではなく、組み合わせを全部数えています。C言語で作った判定プログラムで、ボードの5枚の選び方2,598,960通りそれぞれに、残り47枚から手札2枚を選ぶ1,081通りを掛けた2,809,475,760通りを判定しました。

7枚の組は、ボードの切り分け方が21通りあるため重複して数えられます。役ごとの件数を21で割ると、すべて割り切れました。10行の合計は133,784,560通りで、公開されている件数表(Wikipedia「Poker probability」)の10行とも全部一致しています。

前提は、52枚のカード、ジョーカーやワイルドカードなし、ホールデム(手札2枚+ボード5枚)の判定です。件数は役の種類ごとの数で、手札の組み合わせごとの勝率ではありません。

参考にした資料

WSOP と PokerStars のページには、A-2-3-4-5 のストレートの記載がありません。この点は二次資料と、自分の数え上げ(A-5 を含めると5枚のストレートが10,200通りになり、広く出回る件数と一致)で確認しました。

まとめと次の一歩

次の1アクションは、役を自分で判定してみることです。見るだけより、答えて確かめたほうが身につきます。ポーカー・トレーナーのクイズ(役あて)では、7枚の中から役を答えられます。

続きは次の3本です。

配られる2枚の強さを知りたいときは、スターティングハンド169通りの勝率表も見てください。

クイズで役を判定してみる